2013年12月3日火曜日

iPad を子供に使わせるために「機能制限」を設定したかったのですが

今回、iPad Air を購入したら子供(6歳)にも使わせようと考えていたので、早速実行に移してみることに。

すでに iPhone で写真や動画を撮ったり、カメラロールをスワイプして眺めたり、といった楽しそうなことは放っておいても覚えてしまっているので、iPad も好き勝手に弄り回そうとします。ゲームやカメラなどで遊んでくれているぶんには良いのですが、カレンダーや iWork の書類など、iCloud や Google アカウントと連携している大事なデータにアクセスされるのはマズイので、ここはやはり機能制限を設定しておかないと、ということになります。




とにかく設定してみる


[設定]-[一般]-[機能制限] で色々な項目が設定できることになっています。

今回、設定したかったポイントとしては、iTunes Store 関係などに加えて、

  • iCloud へのアクセスを禁止したい(iWork ドキュメントの保護)
  • メールやカレンダーへのアクセスも禁止

というのがありましたが、残念ながらこれらを設定することはできませんでした。

まあ、最初から知っていた事を再確認することになったわけですが、アップルは、iOS デバイスはあくまで個人用で、誰かと共有するものとしては設計していません。

ですので、幾つかの特定のアプリを指定してそれらだけ使用可能にする、といったシナリオも想定されていませんし、何より、
「機能制限」の設定内容を覚えさせておくことができない
のです。色々と細かく設定をしても、「機能制限」を解除した瞬間に、設定がクリアされてしまうので、次にまた「機能制限」を開始する際には、イチから設定をしなくてはなりません!

要するに、「機能制限」は頻繁にオン・オフするようなものではなく、
一旦設定したら当分はそのまま使用する
という前提になっているのです。賛否両論あると思いますが、アップルはそう考えているいうことです。

iPad についてはマルチユーザ化を望む声があるようですが、現状の iOS7 の仕様を見るかぎりアップルがそうした希望に応えてくれる可能性はなさそうに思われます。