2013年11月21日木曜日

古いフロッピーディスクドライブを久しぶりに使うときに注意すること

最近、ちょっとした理由で久しぶりにフロッピーディスクドライブを使う機会がありました。

古い PC の ドライブにディスクを突っ込んでフォーマットをかけようとしたところ、「シャーシャー」と嫌な音を立て、フォーマットエラー。ディスクの記録面を眺めてみると、回転方向に傷がついています。念のため新しいフロッピーディスクを突っ込んでもう一度やっても、どんどん傷がついていきます。そしてディスク破損。

テキストファイルの入ったディスクから読み出してみると、一応読み出しはできたのですが、どんどんディスクに傷がついていき、最終的にディスクが壊れてしまいました

そういえば USB フロッピーディスクドライブを持っていたと思い、探しだして、ディスクを突っ込んでみると、こちらも同じ症状。



USB FDD はリファビッシュ品しか売られていない…


どうしてもフロッピーディスクを使う必要があったので、外付けの USB フロッピーディスクドライブ(タイムリー FDD-U03B、2,000円くらい)と、念のため湿式クリーニングディスクを注文。ちなみに、今では新品のドライブを作っているメーカーはなく、調子の良いドライブを調整して再組み立てしたリファブリッシュ品しか入手できないようで、そのうち買いたくても買えない、ということになりそうだということも初めて知りました。


湿式クリーニングディスクが効果絶大


新たに入手した USB ドライブのほうはもちろんちゃんと動作したのですが、あれだけディスクを壊しまくっていた古いドライブも、湿式クリーニングディスク(エレコム FDC-3N)を回した所、あっさりと復活してしまいました。USB 外付けドライブも、古い PC の内臓ドライブも、です。

ということで、今回の教訓としては、フロッピーディスクドライブは久しぶりに使うときには、予めクリーニングディスクを使い、テスト用ディスクで事前確認してから、大事なディスクを挿入しましょう、ということです。

リファビッシュ品の USB-FDD 購入が無駄といえば無駄でしたが、今後フロッピーディスクドライブは入手困難が予想されるので、在庫確保、ということで納得することにしましょう。